kintoneでビデオ会議!Jitsi APIを使ってみた
約2ヶ月更新が滞っておりました、いぶろぐです。
今後は2週間に1記事くらいのペースで更新していきたいですね!頑張ります。
さて、ビデオ会議といえば「Zoom」とか「Teams」がよく知られていますが、 オープンソースのビデオ会議サービス「Jitsi」なるものが存在します。
無料で使えて、しかもAPIまで用意されているので、ちょっとkintoneとあわせて使ってみました。
やりたいこと
- kintoneのレコード詳細画面を開くと、Jitsiのビデオ会議画面が表示される
やりたいことはとってもシンプル。
レコードをクリックして「オンライン部屋」に入室するようなイメージです。
kintoneアプリ作成
ちゃちゃっとkintoneアプリを作成。
フィールド名 | フィールド | フィールドコード |
---|---|---|
ルーム名 | 文字列1行 | room |
コメント | 文字列複数行 | comment |
今回は軽く触ってみるだけなので、こんなもんでいいでしょう。
コードをかきかき
コードもとってもシンプル。
(function() { kintone.events.on('app.record.detail.show', event => { const space = kintone.app.record.getHeaderMenuSpaceElement(); const room = event.record.room.value; const domain = 'meet.jit.si'; const options = { roomName: room, width: 500, height: 500, parentNode: space }; const api = new JitsiMeetExternalAPI(domain, options); } ); })();
レコード詳細画面を開いたら、次の処理を行うコードです。
- レコード詳細画面上部の要素を取得
- 「ルーム名」フィールドの値を取得
- Jitsi APIに渡すオプションを定義
- Jitsi APIを実行
動作確認
実際にレコードを登録して、動作を確認してみます。
お〜。ビデオ会議の入室画面が出てきました。名前を入力して入室。
ビデオ会議の部屋に入室できました。ボッチなので一人しか部屋にいませんが...
〆
JitsiのAPIを使って、kintoneにビデオ会議の機能を持たせてみました。
ドキュメントを見る限りでは、パスワードによる入室制限とかもAPI経由で設定できるようです。
軽〜く雑談部屋くらいの用途なら、十分使えそうですね。
ではでは〜ノシ